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「万全のコンディションをキープ」

コッパ・イタリア奪還に失敗したビアンコネーリにとって、その決勝戦で不動の左サイドバック（LSB）アレックス・サンドロを失ったのは、まさに「泣きっ面に蜂」だ。

このブラジル代表SBは全治3週間前後ともいわれ、7月中旬頃にチームに戻ってくることが予想されている。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は20日、イタリア王者の背番号「12」の穴をSBマッティア・デ・シリオが埋めることを予想した。

同紙は「ユベントスのSB陣は苦しい状況にある。サンドロの離脱は確定し、本職のSBはダニーロとマッティア・デ・シリオのみである」

「コッパ・イタリアでかつての輝きを取り戻したSBダニーロだが、マウリツィオ・サッリはこの元レアル・マドリーのSBを右サイドでのみ起用するはずだ」

「両サイドを遜色なく器用にこなせることができるブラジル代表SBだが、左サイドにはデ・シリオが入る」

「怪我が不安視される元イタリア代表SBだが、現在は万全のコンディションをキープしている。サッリはボローニャ戦で彼を先発させるはずだ」と書き立てた。

今夏のメルカートではバルセロナやパリ・サンジェルマンなどから狙われるデ・シリオだが、必要不可欠な戦力としてアピールしたいところだ。

 

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