王者の貫録見せ3-1で勝利。ミラン戦6連勝(ハイライト)
2015/02/08
“ライバル”ローマにプレッシャー
本日行われたセリエA第22節ミラン戦。ホームのユベントススタジアムで行われた試合は、ユベントスがテベス、ボヌッチ、モラタのゴールで3-1で勝利し、首位をキープ。明日カリアリと対戦するローマにプレッシャーを与えている。なお、ユベントスは今回の勝利により、対ミラン戦で公式戦6連勝となる。最後にミランに負けたのは2012-2013シーズンの第14節(1-0)だ。
先制点を挙げたのは14分。
ハーフライン付近でミランのディフェンスの守備の連携ミスを見逃さなかったモラタが、前線に走るテベスに浮かしたスルーパスを送ると、テベスがDFパレッタのディフェンスを上手く避けながらドリブルを仕掛けて最後は左足でシュート。ゆっくりとゴールに入った。
しかし、その後ミランに振り出しに戻されてしまう。
28分にミランにコーナーキックを与えてしまうと、低空で上がったクロスに反応したDFのアントネッリが頭で合わせゴール左に決まった。鋭いヘディングシュートにブッフォンも反応出来なかった。
だが、ユベントスはその2分後勝ち越しに成功する。ミランの1点目と同様にコーナーキックのチャンスを得ると、キッカーはピルロ。クロスはGKロペスに一度は弾かれるものの、ボールの下に待ち構えていたテベスがヘディングで落とし、これに見事に反応したボヌッチがダイレクトで押し込んだ。
3点目を決めたのは65分。モラタがマークした。
自陣でボールを得たユベントスが鋭いカウンターから前線に運ぶと、ボールを持ったテベスが前方にスペースが空いたマルキージオへパス。マルキージオがすかさずミドルシュートを放つと、強烈ながらこれはポストに直撃したが、こぼれ球をモラタが冷静に押し込んで点差を離すことに成功させた。
この試合、ユベントスはポゼッション(:53%)、パス成功率(:83%)、シュート数(:20本)共にミランの成績を上回り、白熱の試合を繰り広げてきた伝統の一戦ながら、首位の実力を証明している。明日行われるローマの成績次第では、ユベントスがシーズン終盤に向け独走態勢になる可能性もあるだろう。次戦は2月15日(日本時間2/16/4:45キックオフ)に敵地でチェゼーナと対戦する。
Photo:Juventus.com
category:
メイン