ライオラ氏にコンタクト。ムヒタリアン獲得の可能性を探る
2015/01/13
ユベントスは、ドルトムントMFヘンリク・ムヒタリアン(25歳)にメインターゲットをシフトチェンジしたのかもしれない。
一時はスナイデル獲得に向けて熱心に動いていたユベントスであったが、ガラタサライの提示する条件(2000万ユーロ)を満たすつもりのないユベントス(700万ユーロを提示か)は、早々に切り上げ新たなチャンスを模索しているとみられる。
そんな中で可能性が浮上したのがアルメニア人MFのムヒタリアンだ。『SKY Sports』記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が掴んだこの情報に関してジュゼッペ・マロッタGMも関心を認めており(1/12「「チャンスを伺っている」マロッタGMが移籍の噂に言及」)、ただの噂では無いことが明らかとなっているが、本日ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のウェブサイトは、追加情報を更新した。
報道によると、ユベントスの担当者がムヒタリアンの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏にコンタクトを取ったようだ。ドルトムントにコンタクトを取る前に、ムヒタリアンに退団の意思があるのか、また退団の説得を行える状況であるのかを確認するのがユベントスの目的だったとされる。
なお、ライオラ氏はこの件について、イタリアのラジオ番組『Radio Anch’io Sport』にてコメントを残しており、ユベントスがムヒタリアンに関心を持っていることを認めている。
「彼はアルメニアで育ち、その後シャフタール(ドネツク)に移籍して、創造性溢れるアシストやゴールをマークしてきた。非常に有益な人材だよ。恐らくユベントスにフィットする選手の1人となるだろう。そしてユベントスも今や世界ベスト10のクラブといえる。しかし、現時点ではドルトムントが彼を手放したいとは思えない。彼がイタリアリーグに何か特別なことをもたらす事は間違いないだろうがね。」
スナイデルの件と同様、所属クラブの交渉が難航する結末を迎えるのだろうか。もうしばらく様子を伺ってみよう。
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