レポート : 負傷者続出の辛い時期も11月まで。4人が復帰のメド
2014/11/24
現在、DFのバルザーリ、カセレス、オグボンナ、エヴラ、アサモア、MFのマッローネが戦列から離脱しており、今季のユベントスは負傷者の問題に悩まされてきた。オリンピアコス戦やパルマ戦、そしてラツィオ戦では左SBをパドインが務めるなど、なんとか凌いできていたところであるが、少しずつ戦列復帰のメドも立ってきている。
10月に左足の太もも(半腱様筋)に損傷が見つかったカセレスは、今なお個別セッションを受けている段階のようであるが、間もなくそのプログラムを終え全体練習に復帰する予定だ。早ければ12月の初週より戦列復帰を果たせるだろう。また、イタリア代表の合宿中にカセレスと同じく左足の太ももの違和感を訴えたオグボンナもセラピーなどの処置を終え、個別セッションを受けてはいるものの、それほど長くは掛からないとみられている。
また、10月下旬にカセレスやオグボンナと同じく左足の太もも(大腿二頭筋)を負傷、損傷が見つかりその後リハビリテーションプログラムをこなしてきたエヴラも、昨日行われたトレーニングで専門的なスキルを磨くことを目的としたセッションを消化しており、予定通りの11月下旬での復帰に向けポジティブなニュースが入っている。今週のマルメ戦に間に合わなくとも、少なくとも12月からは試合への出場が可能との見方が強い。
そして、ユベントスの左サイド不動のレギュラーとして活躍してきたアサモアに関しては、11月上旬に膝の炎症によって15日間の離脱が発表されており、その後バルセロナのスポーツ医学会の権威ラモン・クガット医師の診断を受けたりもしていたが、本日ガーナのメディア『GhanaSoccerNet』の報道によれば、今月末で戦列復帰を果たせるのではないかとしており、間もなくチーム練習に加わって、12月からのプレーが可能と予想されている。
一方でバルザーリはかかとの圧迫骨折が原因で、当初の復帰予定が伸びているため今年中での復帰は今なお難しいとみられている。
ディフェンス面での重要な選手の負傷に頭を抱えていたユベントスにも、明るい兆しが表れ始めている。
それでもなお、冬季マーケットでもDFの獲得の噂が絶えないが・・。
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