ビダル獲得を諦めないユナイテッド。展望はいかに
今夏のマーケットにおいて、ビダルに巨額オファーを提示したと噂されるマンチェスター・ユナイテッド。
現マンチェスター・ユナイテッド監督であるルイス・ファン・ハール監督が、バイエルン就任時代からビダル獲得を熱望していたことは、もはや有名な噂となりつつある。また、ビダルがレヴァークーゼンでプレーしていた時、ファン・ハール監督が指揮していたバイエルンが獲得寸前のところまで来ていたが、ユベントスへの移籍が決定した際に、ファン・ハール監督がユベントスを猛烈に批判していたことも記憶に新しい。
最終的に、ユベントスが今夏のマーケットでビダルを残留させることに成功させ、同時にビダルもユベントスへの忠誠心を示したことでユベンティーノを安心させた。しかし、その後もあらゆるメディアでマンチェスター・ユナイテッドが冬のマーケットでのビダル獲得を再挑戦するのではないかと報道され、今はビダルの残留に関して安心しきれない状況となっている。
『Tutto Sport』は、改めてこの話題に関して、マンチェスター・ユナイテッドが獲得を再挑戦する可能性を報道している。
報道によると、今夏でディ・マリアやファルカオ、マルコス・ロホ、アンデル・ヘレーラなどの獲得におよそ1億5千万ユーロの巨額投資を行ったにも関わらず、リーグ戦で結果を出せておらず12位に低迷。そして、アウェイでのQPR戦で5-3の敗戦を喫したことがさらなる引き金となって、対策を急ぐ必要性を感じさせたとのこと。そこで、守備・攻撃の両面で勝利に貢献してきたビダルがプレミアリーグのスタイルに適応していると考えているファン・ハール監督は、優先的に獲得を望んでいるということのようだ。
なお、噂されているビダルに対する投資額はおよそ4000万ユーロである。
冬でさらなる巨額投資を行うのか、それとも現有戦力で対策を行っていくのか、今後マンチェスター・ユナイテッドの動きにも注目していきたい。