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今節ミラン戦でも決勝弾

カンピオナートの回数を競うライバルとしてユベントスとともにカルチョの歴史を築いてきたミランとの一戦で、FWモイーズ・キーンがまたもや輝きを放った。

未来のビアンコネーロを担うであろう逸材は、過去に5つのビッグイヤーを手中に収めているバロンドーラーやユベントスが誇る“La Joya”（宝石）からトレーニングを通じて多くのものを学んでいる。

そしてその“賜物”は紛れもなくピッチ上で表現されており、自らのゴールによってシーズン終盤に差し掛かっているチームに12ポイントをもたらした。

先月の上旬に行われたセリエA第27節・ウディネーゼ戦でのドッピエッタを皮切りに、この1カ月間で5ゴールをあげたストライカーには周囲からも称賛の声が上がっている。

その一方、ファビオ・パラティッチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）は同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏と契約延長交渉を着実に進めているようだ。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は現地時間8日付の紙面にて「両者はUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝2ndレグ・アヤックス戦後に再びテーブルに着く」と報道。

また、この会談ではキーンと同じくライオラ氏の顧客であるアヤックスのCBマタイス・デ・リフト（19）についても議題にあがると予想される。

今節のミラン戦でさらなる3ポイント上乗せに成功し、前人未到のスクデット8連覇に王手をかけたユベントス。

ただビアンコネーロ首脳陣はカルチョの世界における“王朝”を築くべく、19歳の若武者との契約延長を急いでいることだろう。