数的優位を生かしたユベントス、辛勝で欧州5大リーグトップとなる国内8連覇に王手!
芸術的な先制弾で試合を大きく決める
セリエA第26節ナポリ戦がスタディオ・サン・パオロで行われ、アウェイに乗り込んだユベントスが1-2で勝利を収めた。
今シーズンのスクデットを大きく決める一戦はハイテンポで始まる。開始4分、MFエムレ・ジャンの突破からFKを得る。
トリックプレーをみせるも失敗。その後は互いにしっかりブロックを形成し、ミスを伺う展開がつづく。
ピンチを迎えたのは11分、DFレオナルド・ボヌッチの処理が甘くなったところを逃さなかったMFピオトル・ジエリンスキがシュートを放つもゴール右を通過する。
プレーが切れた13分、昨年3月4日にこの世を去ったフィオレンティーナのDFダヴィデ・アストーリを偲んで“黙祷”が捧げられる。
大きく試合が動いたのは25分、GKへのバックパスが弱くなったところをFWクリスティアーノ・ロナウドが奪取。
GKアレックス・メレトはたまらず倒してしまい、レッドカードを提示。ユベントスが数的優位を得る。
するとこのFKをMFミラレム・ピアニッチが叩き込み、28分に待望の先制点が生まれる。
それでも29分、集中を切らしたDFラインの裏に素早くボールを送られる。またもジエリンスキにシュートを放たれるもゴールポストに助けられる。
ナポリの攻勢はつづく。33分、FWロレンツォ・インシーニェのシュートが枠を捉えるもGKヴォイチェフ・シュチェスニーが落ち着いてキャッチする。
つづく37分、ゴール正面で蹴られたFKが壁を通過するもシュチェスニーが読み切り、事なきを得る。
ユベントスも38分、FWフェデリコ・ベルナルデスキのCKにピアニッチがダイレクトに狙うも代わって入ったダビド・オスピナがセーブ。
そして39分、ショートコーナーでブロックをずらすとPA内に待ち構えていたMFエムレ・ジャンがヘッドで押し込み2-0とする。
その後は相手をいなしながら、時間を巧く使い理想的な展開で前半を終える。
コメント
強いことは常に素晴らしいことだが、この時点で勝ち点差16とは、もはや興味を失ってしまうレベルかな(苦笑)一昔前みたいにミランと数ポイント差で争ってて、毎試合緊張感のあったセリエAに戻ってほしいと個人的に思います。
クリロナさんがFK蹴らしてくれて良かった。