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自身の価値を証明できるか

レオナルド・スピナッツォーラは今シーズン、ローン移籍を終えてアタランタからユベントスに帰ってきた。

しかし今夏、手術を受けたことにより出遅れ、2018年が終わろうとする現在でも出場機会には恵まれていない。

この状況にイギリスメディア『Sky Sport』やイタリア主要メディアは、「ボローニャやジェノアがレンタルでの獲得を狙っている」と報じてきた。

しかし、現地時間22日にホームで開催されるローマ戦に出場する機会が出てきたようだ。同19日、イタリア『TUTTO JUVE』が伝えている。

同メディアは、プリマベーラでの試合や練習でキレのある動きを取り戻しており、ジャッロ・ロッソ（ローマの愛称）との大一番での出場の可能性を主張する。

ローマは現在7位と奮わないが、ナポリやインテルがUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベスト16入りを逃すなか、グループステージを勝ち抜いている。

およそ2ヶ月後に控えたCLポルト戦に向け、復調を目指すターニングポイントにアウェイ・ユベントス戦を見据えているはずだ。

マッシミリアーノ・アッレグリは、「ウィンターブレイクまでラストスパート」を訴えており、驕る態度は一切みせていない。

ローマ戦が終われば、同26日アウェイで同6位アタランタ戦。同29日ホームに同9位のサンプドリアを迎える。

ジョアン・カンセロ、ファン・クアドラードを欠く、現在のユベントスSB陣に頼もしい逸材の復帰を期待したい。

セリエAの覇権を争ってきたジャッロ・ロッソとの一戦は、スピナッツォーラ自身の価値を証明する90分になるか、注目だ。