ユベントス・プリマヴェーラ、ホームでのマンチェスター・U戦はドロー!
ユースリーグ・GS2位キープで次節バレンシア戦へ
【UEFA Youth League】
ユベントスのプリマヴェーラは現地時間の7日、UEFAユースリーグのグループステージ第4節にマンチェスター・ユナイテッドと対戦。
前節1-4で破れたマンチェスターでの一方的な試合とは異なり、一進一退の攻防の末、2-2と白熱した展開となった。
まず試合を動かしたのはユベントス。20分に左SBのマッテオ・アンツォリンが敵陣ペナルティエリア(PA)内でドリブルを仕掛け、DFに倒されてPKを獲得。
そのPKをFWエリア・ペトレッリが落ち着いて決めて先制に成功した。
この日の選手たちは、あっさりとドリブル突破を許していた前回の対戦とは打って変わり、コンパクトでアグレッシブな守備でマンチェスター・Uに対抗。両チームともに見せ場を作りながらゲームを進めた。
しかし後半60分、ユベントスはオウンゴールで失点する。中盤でボールを奪われ、カウンターからのクロスボールがDFの足に当たりゴールネットを揺らした。
とはいえ同点とされた直後の62分、先制点を決めたビアンコネーリのストライカー、ペトレッリが魅せる。
PAの少し手前でボールを受けると、マークするDFの股間を通すスルーパスを後方から走りこんで来たMFマノロ・ポルタノーヴァに送る。
パスを受けたポルタノーヴァは冷静にシュートをゴール左へと流し込み2-1。再びリードを奪う。
だが相手も簡単には試合を譲らない。65分には反撃に出たマンチェスター・UにPKを与えてしまい、またしても同点に追いつかれ試合は再び振り出しに戻った。
ユベントスは80分、ケガによる離脱から戻ってきたエース、パブロ・モレノをピッチに送り出して勝利を目指すも実らず。試合は2-2で終えた。
試合後、指揮官のフランチェスコ・バルディーニは、「選手たちは、私が伝えたことを全て実行してくれた。満足している。このようなプレーができれば、落とす試合はほんのわずかだろう」と、引き分けながらも素晴らしいパフォーマンスを見せた選手たちを称えている。