ネドヴェド副会長「カーディフのように我々が苦しむとは思わない」
CLベスト8で“白い巨人”と再戦
ユベントスのパヴェル・ネドヴェド副会長はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8でレアル・マドリーとの対戦が決まったことについて、やはり特別な意識を持っているようだ。16日、イタリアメディア『Premium Sport』が伝えている。
ユベントスは昨季のCL決勝でこのスペインの“白い巨人”と対戦したものの、1-4と敗れビッグイヤーを逃している。ネドヴェドはこの準々決勝での180分がカーディフにおける惨敗劇の雪辱を果たす絶好の機会になると捉えているようだ。
「レアル・マドリーとの2試合は素晴らしいものになるだろう。彼らは欧州の舞台で連覇を成し遂げている。我々はその最も優れたチームと対戦することになる」
「彼らはうまくプレーしているし、私はパリでの一戦が印象に残っている。ただ我々は1stレグをホームで戦うし、彼らにとって困難な90分となるだろう」
「カーディフでの試合のように我々が苦しむとは思わない。確かに1stレグで2選手(MFミラレム・ピャニッチとDFメディ・ベナティア)を出場停止で欠くが、我々はまたリスタートを切ることになる」
また、この副会長は昨季の対戦と違い、今回は180分での勝負であることに勝機を見出しているようだ。
「心理的に、レアル・マドリーは2試合トータルでの決着よりも一発勝負の方が戦い慣れているだろう。我々はカーディフでそれを目の当たりにした。その点で今回は彼らに勝利する可能性が少しだけ高いだろう」
「我々はここまで素晴らしいシーズンを送れており、3冠に向けて突き進んでいる。レアル・マドリーはすでに獲得を逃しているタイトルがあるので、全てのエネルギーをこの欧州の舞台に注いでくるだろう。ただ我々は準備万端だ」
ネドヴェド副会長の言葉通り、2試合での決着であるという点が1つのポイントになるという見方がティフォージの間で広まっているようだ。今後リベンジ達成に向け、ユベントス首脳陣や指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの舵取りに注目が集まる。
コメント
決勝では2戦2敗ですが、2試合合計のトーナメントなら4勝2敗です。しかしこの2敗は30年以上前のカップ戦時代のものなので、ホームで勝ってアウェイで引き分ければ次に進めます。なおグループリーグでの対戦だと1勝1敗です。