「すべてが報われた」

ビアンコネーリはサッスオーロ戦で今シーズン初の黒星を喫し、大きな失意を味わった。

そのなかでも、オウンゴールを献上したDFフェデリコ・ガッティは、より一層の後悔と悔しさがあったはずだ。

それでも前節のアタランタ戦ではクリーンシートに貢献し、試合後のインタビューでは「忘れられないセリエA初ゴールになった」と笑いを誘う一幕があった。

アリアンツ・スタジアムで迎えたデルビー・デッラアモーレではガッティが先制点を挙げ、トリノ戦の完封勝利に貢献している。

イギリスメディア『DAZN』は試合後、先制点を挙げたガッティにマイクを向け、その模様を伊紙『TUTTO SPORT』など多数メディアが抜粋して伝えている。

――あなたは一週間前に冗談をいっていましたが、今夜は“正しいゴール”を決めましたね。どんな気分ですか？

「大きな感動だよ。すべてが報われた気分だよ。あのようなミスをしても決して諦めなかったことが報われたんだ」