ユーベで100試合出場のディバラ「誇りに思う」
“La Joya(ラ・ホヤ)”が超人的なパフォーマスでチームを牽引
ユベントスの至宝パウロ・ディバラ(23)が、17日に行われたセリエA第4節のサッスオーロ戦で、ビアンコネーロでの公式戦出場数100試合という節目を迎えた。さらに、前半16分に左足で鮮やかな先制ゴールを決め、クラブでの総得点記録も50へと延ばしている。
この日、軽快なプレーでサッスオーロ守備陣を翻弄したディバラは、今季のリーグ戦で2度目となるトリプレッタ(ハットトリック)を達成。試合を通して獅子奮迅の活躍を見せ、チームの勝利にも貢献した。
ユーベのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、この新しい10番の活躍に「彼はシーズンごとにレベルアップしている。今季のディバラは、これまでのシーズンを凌駕しているね」と、試合後、『Sky Sports』の番組内で同選手を称えた。
そのディバラは、試合終了直後のインタビューで、ユーベでの100試合出場について語っている。
「この(ビアンコネーロの)ユニフォームで100試合という節目を迎えられるのは簡単なことではない。だから本当に嬉しいし、誇りに思っているよ」
また10番を背負い、現在の活躍を継続できていることについては、周囲の助けがあるともコメントした。
「10番のユニフォームでも、今のような活躍を続けたいと願っていた。チームは僕に自信を与えてくれたし、監督は好きなように自由にプレーさせてくれている」
今季だけに目を向けると、リーグ戦で8ゴール、スーペル・コッパで2ゴールと、すでに10ゴールをマークしているディバラ。『La Gazzetta dello Sport』は、6試合で10ゴール、48分ごとに1点を上げている同選手をモンスター級の活躍と称した。
今季、周囲の予想を上まわる驚異的なプレーを見せているビアンコネーロの宝石に、期待は高まるばかりだ。