エース・ディバラが圧巻のトリプレッタ!
難敵ジェノアに逆転勝利!
セリエA第二節ジェノア対ユベントスがスタディオ・ルイジ・フェラーリスで行われ、ユベントスは試合序盤に2点に先制を許すものの4点を叩き込み、スコアを2-4にし開幕2連勝を飾った。
開幕2連勝で波に乗りたいユベントスだったが開始1分、DFアレックス・サンドロがかわされ、クロスボールをゴール前に送られるとMFミラレム・ピアニッチに当たり、アンラッキーな形でオウンゴールを献上し、アウェイで先制点を許してしまう。
それでも4分、ピアニッチのFKからオウンゴールを誘発するが得点には至らない。流れを引き寄せたかと思われたが7分、DFダニエレ・ルガーニがPKを与えてしまい、これを決められチームに暗雲が垂れこめる。
挽回したいユベントスは14分、FWゴンサロ・イグアインがゴール前で引きつけ、縦に走り込んだピアニッチがゴール前のFWパウロ・ディバラへ。このボールを右足で冷静に決め、追撃の狼煙(のろし)を上げる。
チームに勢いをもたらしたいユベントスだったが、中盤でのボール回し、バイタルエリアでのプレーに精度を欠くものの、42分にディバラ、45分FWマリオ・マンジュキッチの惜しいシュートを放つも同点には至らない。
煮え切らない状態のまま前半を終えるかと思われたが45分のマンジュキッチのシュートが相手DFの手に当たったことがビデオ判定により判明し、PKを獲得。このPKをディバラが豪快に蹴り込み、試合を振り出しに戻し前半を終える。
後半に入っても停滞感は否めず、いたずらに時間だけが過ぎる。流れを変えたいマッシミリアーノ・アッレグリは58分、MFサミ・ケディラに代えMFブレーズ・マテュイディを投入し、戦況の打開を図る。
すると62分、マンジュキッチのロビングにここまで低調なパフォーマンスだったFWファン・クアドラードが巧みなトラップでDFを交わし、豪快にネットを揺らし逆転に成功する。
ジェノアの攻撃パターンを読み切り、試合を終わらせたいアッレグリは74分DFステファン・リヒトシュタイナーに代えDFアンドレア・バルザーリを投入し、守備固めに入る。
ホームで負けられないジェノアも選手交代をし、戦況打開を図るがユベントスの守備陣も奮闘をみせ攻撃を跳ね返しつづける。堅守速攻にシフトしたビアンコネロはピアニッチに代え新鮮力のMFロドリゴ・ベンタクールを投入し、カードを切り終える。
その後も無理をせずに試合を終わるかと思われたが92分、今シーズンよりエースナンバー「10」を背負ったディバラが圧巻の3点目を叩き込み試合を決め、開幕2連勝で試合を終えた。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
ディバラ凄い。カッサーノの発言をディバラは自身の働きで見返している。今シーズンは20点とって下さい。
前日会見を見る限りはベルナルデスキとデシリオはコンディション等使う段階まで持ってこれていないのかと
PKの前のオフサイドはVARでは映っていないのだろうか
ディバラは好調だけどチームはガタガタだなあ・・・
新戦力を使う余裕がないとも言えるが、相変わらずアレグッリは慎重だな。それにしてもディバラは頼もしい。
ベルナルデ途中からでも使ってあげないと
10番背負ってからのディバラ急にめちゃくちゃ強くなった気がする