リーグ戦4連勝なるか

UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の敗退が決定して迎えたパリ・サンジェルマン戦のビアンコネーリは、1-2の惜敗を喫した。

強豪相手に一時は同点に追いつき、オフサイドによる「幻のゴール」が生まれるなど復調の兆しを感じさせる戦いを披露している。

「幻のゴール」の起点となったのはこの日、297日ぶりにピッチに立ったFWフェデリコ・キエーザだったのは周知のとおりだろう。

ユベントスのみならず、イタリアの希望ともなっている背番号「7」だが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は出場を公言している。

イタリア主要各紙ほか『Sky Sport』は6日、デルビー・ディターリアの先発メンバーを予想。

ディフェンスラインにはDFブレーメルが復帰することが確実視されており、ブラジル人トリオでの3バックになりそうだ。

直近2試合、欠場しているFWドゥシャン・ヴラホヴィッチだが、先発の可能性は“50%”の状況となっている。

才能を開花させつつあるMFニコロ・ファジョーリだが、イタリア屈指のデルビーへの先発出場も濃厚だ。

現在6位にいるインテルは現在リーグ戦4連勝を記録し、8位のビアンコネーリは3連勝中である。

ユベントスが勝利すれば勝ち点「25」とし、「24」のネラッズーリ（インテルの愛称）を追い抜くことになる。

『Corriere dello Sport』などは、「このデルビーは、両チームにとって今シーズンを占う一戦となる」と書き立てている。

アッレグリ監督は「ユベントスは勇気が必要」と訴えるが、注目のデルビー・ディターリアはどちらに軍配が上がるのだろうか。