【JJパジェッレ】CLグループステージ第2節ユベントス対ベンフィカ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ミリクのゴールで先制もチームは失速…ベンフィカに逆転を許す
現地時間14日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節が行われ、ユベントスはホームでベンフィカと対戦。
前半早々の4分にFWアルカディウシュ・ミリクのゴールで先制するも、その後、43分と55分に立て続けに失点し、グループHのライバルを相手に1-2と敗戦を喫した。
決勝トーナメント進出を懸けて重要なライバルとなるベンフィカに対し、試合開始から攻勢に出たビアンコネーリ。
すると4分には、右サイドからのFKでチャンスを掴む。
MFレアンドロ・パレデスが蹴ったボールを、ニアサイドに走り込んだミリクが頭で合わせ先制点を上げる。
その後もサイドからチャンスを作り出していたユベントスだが、41分にMFファビオ・ミレッティが自陣ペナルティエリア内でファウルを犯し、ベンフィカにPKを献上。
それをジョアン・マリオに決められ、試合を振り出しに戻される。
さらに、後半に入り迎えた55分、中央を破られて2つ目の失点。
一度はGKマッティア・ペリンがMFラファ・シルヴァのシュートを防ぐも、MFダヴィド・ネレスに押し込まれてベンフィカに逆転を許した。
その後、再三ピンチを迎えながらも、かろうじてしのぎ続けた88分、途中交代でピッチに入ったMFアンヘル・ディ・マリアがチャンスメイク。
前線の味方へ絶妙なクロスボールを送るも、ボールを受け取ったDFブレーメルが大きく枠を外し、同点のチャンスをふいにしてしまった。
そして試合は1-2のまま終了。グループ突破における最大のライバルと目されるベンフィカに敗れ、CL2連敗となった。
【試合結果】
ユベントス 1-2 ベンフィカ
【得点者】
4’ ミリク
43’ J・マリオ(PK)
55’ ネレス
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【4.5】
前半早々に先制ゴールを上げるも、そのリードを生かせないままずるずると逆転を許してしまった。後半は連戦の疲れから明らかにパフォーマンスが低下。チームとしてのビジョンを共有できない上に、反撃に出る余力もほとんど残していなかった。ブーイングは、スタジアムに足を運んだ者の権利だろう。またチームは、その悔しさを噛み締めた。次にティフォージにできることは、再び立ち上がる選手たちを信じ、背中を押すことだ。
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