【JJパジェッレ】CLグループステージ第1節 パリ・サンジェルマン対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
CL開幕戦、マッケニー弾の反撃も実らず…PSGエンバペの2得点に沈む
現地時間6日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージが開幕し、ユベントスは敵地パルク・デ・プランスでパリ・サンジェルマンと対戦。
当初から苦戦が予想された通りPSGに押される展開となるも、後半は巻き返しを測り、1-2と敗れはしたものの今後には期待が持てる試合となった。
まず、この試合が動いたのは5分、ペナルティエリア手前でボールを受けたネイマールが、DFラインの裏に抜け出したキリアン・エンバペにループパスを送る。
それをエンバペが豪快なボレーで叩き込み、ビアンコネーリはあっさりと先制ゴールを許してしまう。
その後、アルカディウシュ・ミリクのヘディングシュートでPSGゴールを脅かしたユベントスだったが22分、次は右サイドから崩される。
右SBアクラフ・ハキミからパスを受けたエンバペが、ダイレクトボレーでGKマッティア・ペリンの守るゴールへと突き刺し、ドッピエッタを達成した。
リードを2点に広げられたユベントスは後半、3バックから4バックへとシステム変更し巻き返しを図る。
すると53分、フィリップ・コスティッチのクロスボールを後半からピッチに入ったMFウェストン・マッケニーが頭で合わせ1点を返すことに成功。
そこから何とか相手の攻撃をしのぎながら、サイドを中心とした攻撃で反撃に出る。
しかし、何度かゴール前でチャンスを作り出すも、最後はGKジャンルイジ・ドンナルンマが立ち塞がり、試合はそのまま終了。
ビアンコネーリは惜しくも同点ゴールを奪えないまま敵地を後にすることになった。
【試合結果】
パリ・サンジェルマン 2-1 ユベントス
【得点者】
5’ エンバペ
22’ エンバペ
53’ マッケニー
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
前半はまるで一方的な試合だった。ここまで「クオリティ」の差を示されると諦めてしまいそうなところだが、ビアンコネーリは自分たちの「クオリティ」も知っていた。PSGが優勝候補筆頭なのは紛れもない事実だが、彼らのGKがドンナルンマじゃなければ同点弾が生まれていた可能性は十分にある。現在の負傷者リストを見ると、現時点での悲観よりも、将来を楽観的に見れる試合っだったのではないか。
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