【JJパジェッレ】セリエA第5節 フィオレンティーナ対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ミリクの2戦連続弾で先制も…フィオレンティーナにペースを握られドロー
現地時間3日にセリエA第5節が行われ、ユベントスは敵地スタディオ・アルテミオ・フランキでフィオレンティーナと対戦。
試合開始早々にアルカディウシュ・ミリクの得点で幸先よく先制するも、前半のうちにカウンターからクリスティアン・クアメに同点ゴールを許し、1-1で試合を終えた。
ビアンコネーリは9分、右サイドでボールを受けたフアン・クアドラードが逆サイドでフリーとなっていたフィリップ・コスティッチへクロス。
背番号「17」が左足のボレーでそのボールを折り返すと、反応したミリクが体で押し込み先制に成功する。
その後もチャンスを得ていたユベントスだったが29分、CKからヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)にカウンターを許し、クアメに独走を許して失点。同点とされてしまう。
さらにユベントスは、42分にピンチを迎える。
新加入のレアンドロ・パレデスが自陣ペナルティエリア内でハンドを犯し、PKを献上。
しかし、ルカ・ヨヴィッチのPKにはGKマッティア・ペリンが立ち塞がり、逆転のゴールは許さない。
流れを引き戻したいマッシミリアーノ・アッレグリのチームだが、フィオレンティーナの連動したボール回しに翻弄されペースを握られる時間帯が続く。
ほとんど攻められない状況の中、88分にユベントスは再び危機的状況を作られる。
この試合で重要なパフォーマンスを見せていたヴィオラの司令塔ソフィアン・アムラバトが、ボックス手前から強烈なミドルシュートを一閃。
だが、ゴール右隅に飛んだきわどいシュートに対しても、GKペリンがスーパーセーブで立ち塞がりビアンコネーリは事なきを得た。
そして、試合は同点のまま終了。ビアンコネーリは難しい展開を堪え、なんとか勝ち点1を手にした。
【試合結果】
フィオレンティーナ 1-1 ユベントス
【得点者】
9’ ミリク
29’ クアメ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
何故、このような事態に陥ったのかを理解する必要があるだろう。前半9分にミリクのゴールで先制するも、チャンスを逃して29分に同点ゴールを許すと、さらに42分にはPKで逆転されるリスクさえあった。ヴィオラに完全にボールを支配され、後半は守備一辺倒。シュート数も相手の17本に対し、わずか4本だった(後半は0)。このパフォーマンスの波はどこから来ているのか…。
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