【JJパジェッレ】セリエA第2節 サンプドリア対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
チャンスを生かしきれずスコアレスドロー…攻撃面に大きな課題
セリエA第2節が現地時間22日に行われ、ユベントスは敵地スタディオ・ルイジ・フェラーリスでサンプドリアと対戦。
狙いが明確な相手の守備にビルドアップを寸断され、数少ない決定機も決めきれずにスコアレスドローで試合を終えた。
ビアンコネーリは開始早々の6分、いきなりサンプドリアに決定的なチャンスを許す。
DFラインの裏のスペースをMFメディ・レリスに狙われ、GKマッティア・ペリンと1対1の状況を作られる。
しかし、ここは何とかペリンが相手のシュートを体に当て、最後はクロスバーに助けられて失点を免れた。
一方で攻撃では、15分にクアドラードがDFからボールをカットし、ボックス内に侵入。
そのままシュートへと持ち込むも、GKエミル・アウデーロの正面に蹴ってしまい、チャンスをふいにする。
その後も決定機を活かせないまま試合は後半へと入り、迎えた65分、途中交代で入ったMFファビオ・ミレッティのスルーパスにFWのドゥシャン・ヴラホヴィッチが抜け出し、ゴール中央へラストパス。
そのパスを受けたMFアドリアン・ラビオが左足でゴールネットを揺らすも、VARのチャックが入りオフサイドの判定で取り消しとなった。
最後まで攻めるユベントスは、後半アディショナルタイムにもFWモイーズ・キーンのクロスボールから新加入のMFフィリップ・コスティッチがチャンスを迎えるも決めきれず。
結局、勝ち点1を分ける結果となった。
【試合結果】
サンプドリア 0-0 ユベントス
【得点者】
なし
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5】
シーズン早々から違いを生み出せる選手たちを怪我で欠き、その影響をもろに受ける状況となっている。最終ラインでボールを回すもサンプドリアの守備ブロックを前に中盤が機能不全に。数回の決定機も活かしきれず、勝ち点2を落としただけでなく、さまざまな苦悩を持ち帰る結果となった。
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