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4年間の更新へ

ビアンコネーリのプリマヴェーラで育ったMFニコロ・ファジョーリは、クラブとの契約は2023年6月までとなっていた。

昨シーズン、セリエBのクレモネーゼにローンで移籍すると26年ぶりとなるセリエA昇格に貢献。

今シーズンは、クレモネーゼからローン移籍を熱望されたものの、ファジョーリはユベントスでのプレーを強く希望。

代理人のアンドレア・ダミーコ氏も「今シーズンもローン移籍なら、（契約更新も）考えなければならない」と憤（いきどお）りをみせていた。

アメリカでのプレシーズンマッチでは、ポテンシャルの片鱗（へんりん）をみせるとマッシミリアーノ・アッレグリ監督やクラブ首脳陣の考えに大きな変化を及ぼした。

加えて、MFポール・ポグバ、MFウェストン・マッケニーが相次いで負傷するとトップチーム残留が濃厚となっていた。

ユベントス公式サイトは10日、21歳のイタリア代表MFとの契約を2026年まで4年間、更新することを発表。

今シーズンは、ユベントスのトップチーム残留が確実視されているファジョーリ。

スクデット、コッパ・イタリア奪還を目論む「復権」のシーズンで輝くことを期待したいところだ。