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「いつも言ってきたことだけど、イタリア人で最も優れたDFはキエッリーニだよ」

「だから、彼のようなDFになることを目指しているし、彼がするプレーをしようといつも試みているんだ」

昨シーズンのセリエA最優秀DFに選出されたブレーメルは、とりわけ、イヴァン・ユリッチ監督のもとで大きな成長を遂げたDFの1人だ。

イギリスのデータ会社『Opta』によると、このブラジル人DFは、昨シーズンの欧州5大リーグで90分毎に4.1回と、最もクロスボールを跳ね返した回数が多いDFだったという。

また、同選手は昨シーズンのセリエAでインターセプト（パスカット）した回数が最も多いDFであり、パスの正確さや空中戦勝利数では3位のDFだったようだ。

それだけではない。

2019/20シーズンから2021/22シーズンまでに11得点をマークした同DFは、過去3年間のセリエAで最多得点を記録したセンターバック（CB）でもあるとのことだ。

こういったデータを受け、「昨シーズンに最も改善された部分はどこだと思うか？」と問われると、ブレ―メルは「僕は優れた監督に指導されたんだ」

「彼は僕にたくさんのことを教えてくれた。ここイタリアにはもう4年もいるし、毎シーズン向上しているよ」

「守備面で見れば、現在、より完璧なDFになったと考えている」と返答。