元U-23ユベントスのザニマッキア、昨季に続き再びローンでクレモネーゼ加入が決定
買い取り義務が付帯した期限付き移籍
昨シーズンに期限付きで加入したクレモネーゼで36試合に出場して8得点6アシストを記録し、26年ぶりのセリエA昇格に貢献したWGルカ・ザニマッキア。
その23歳のWGが、今シーズンも再びグリージョロッシ(クレモネーゼの愛称)の一員となることが決まった。
クレモネーゼが4日、クラブの公式サイトでこの移籍の詳細について報告している。
同サイトによると、クレモネーゼは、買い取り義務が付帯した期限付き移籍でザニマッキアをユベントスから獲得したとのこと。
買取金額については報じられていないが、メルカート事情に詳しいイタリア人ジャーナリスト『Nicolò Schira』は、250万~300万ユーロになる見込みだと報じている。
そのザニマッキアだが、英メディア『Sky Sport』によると、昨シーズンにクレモネーゼを率いたファビオ・ペッキア監督の要望で、セリエBのパルマに移籍する可能性があったという。
しかし、同じくこのWGの獲得を強く望んだグリージョロッシが争奪戦を制したことにより、同選手はクレモネーゼのジョカトーレとしてセリエAに参戦することになったとのことだ。
ラ・クレーモ(クレモネーゼの愛称)のシモーネ・ジャッケッタSDは、そのことについて「クレモネーゼは、彼と再び関係を続けていくことを強く望んだ」
「買取義務が付帯した期限付き移籍という形にはなっているものの、これは完全移籍としての取引だよ」
「ザニマッキアは、セリエAを戦うクレモネーゼのメンバーの1人であり、彼はクラブの遺産となるはずだ」と、同日行われた記者会見でこの取引について説明している。
2019/20シーズンにユベントスでセリエAデビューを果たして以来、3年ぶりのセリエA参戦となるザニマッキア。果たしてどのような活躍を見せてくれるだろうか。