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シモーネ・インザーギ率いるチームに警戒

ラツィオとのコッパ・イタリア決勝戦に向け前日記者会見が行われ、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、シモーネ・インザーギ率いるチームに対する警戒心と今後の戦いへの意気込みを語った。

「明日からコッパ・イタリア、クロトーネ（スクデットを懸けた一戦）、そしてカーディフでのチャンピオンズリーグ・ファイナルを含んだ20日間の”短いシーズン”がスタートする」

「まず我々は、今季見事なシーズンを送っている強敵ラツィオに対して、彼らを上回るためにしっかりとした準備をする必要がある。インザーギ監督はこれまで周囲が評価してきたとおり、非常に成熟した素晴らしいチームを作り上げているからね」

また、シーズン終盤に負傷が続いていることを受け、チームについても言及した。

「マンジュキッチとディバラについてはコンディションを確認しなければならないが、その他のメンバーの状態は良好だよ。十分にチームが機能するベストな11人で挑みたい。リンコンは、非常に重要で信頼できる選手だ。起用すれば素晴らしいパフォーマンスをしてくれると確信している」

リーグ戦6連覇、そして3冠という快挙を成し遂げるための重要な期間であることを強調したアッレグリ。ローマには敗れたものの、チームを立て直し、目標達成に向けた期待がかかる。コッパ・イタリア決勝ではケディラが負傷、ピヤニッチを累積で欠くことになるが、最初のタイトル獲得に向け、チームの底力とアッレグリの手腕が試される。