【JJパジェッレ】セリエA第30節 ユベントス対サレルニターナ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ディバラ、ヴラホヴィッチ弾でサレルニターナを撃破! インテルとの差は「1」に
セリエA第30節が現地時間20日に行われ、ユベントスはホームで最下位のサレルニターナと対戦。
この日、FWとしてコンビを組んだパウロ・ディバラとドゥシャン・ヴラホヴィッチが揃ってゴールを上げ、2-0でユベントスが勝利を手にした。
ゲームが動いたのはキックオフからわずか5分、右サイドで起点を作ったビアンコネーリは、フアン・クアドラードがサイドからボックス内のヴラホヴィッチにパスを通すと、この背番号「7」は追い越してきたディバラへボールを渡す。
ボールを受け取ったディバラは、右足で緩急を付けてマークを外し、左足でニアサイドを打ち抜いて先制ゴールを上げた。
その後も攻め続けるユベントスは29分、オーバーラップしてきたSBマッティア・デ・シリオが右サイドからクロス。
そのボールをヴラホヴィッチがDFの上からヘディングで叩き込み、リードを2点に広げた。
試合を2-0で折り返したユベントスだが、後半は少しトーンダウン。サレルニターナに反撃の機会を許す。
66分にはシモーネ・ヴェルディにバイタルエリアからミドルシュートを放たれるも、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが好セーブ。
さらに74分には、ボックス内でFWフェデリコ・ボナッツォーリに豪快なボレーを許すも、ここでもビアンコネーリの守護神が立ち塞がりピンチを凌いだ。
そして、試合はそのまま終了。ユベントスがしっかりと勝ち点3を得るとともに、カンピオナート16戦無敗で上位陣を追走している。
【試合結果】
ユベントス 2-0 サレルニターナ
【得点者】
5’ ディバラ
29’ ヴラホヴィッチ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
現地時間15時のキックオフだったからかスタジアムには子どもたちの姿も多く、春の陽気が感じられる清々しい雰囲気の中で試合が行われた。そして試合開始早々にディバラの美しいゴールで先制し、29分にはヴラホヴィッチの追加点も生まれた。GKシュチェスニーもスーパーセーブでFW陣の活躍に続き、CL敗戦のショックを引きずることなく勝ち点3を獲得。イタリア・ダービーを前にインテルに急接近している。
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