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コラム:試される真骨頂

2017/04/30
twitter.com

 ユベントスは今シーズンのUCL(欧州チャンピオンズリーグ)ではグループリーグを首位で通過する。大会ベスト16の1stレグでは、それまで公式戦19戦無敗と勢いのあったFCポルトをポルトガルの地で0-2の完勝、つづく2ndレグでも1-0で完勝しベスト8に進出する。

 抽選会でバルセロナとの対戦が決まり、先行きに不安を覚えたが1stレグを3-0の完勝を収め2ndレグでも0-0でミッションを終え、近年のサッカー界の盟主をねじ伏せた。

 リーグ戦でも首位を快走し、コッパ・イタリアでも3年連続でファイナリストとして大会に挑む。そして、UCLではベスト4に進出し、UCL公式の優勝予想では前回王者レアル・マドリーを1ポイントの僅差で上回っている。

 すべては今年1月、セリエA第21節ラツィオ戦から始まったといっても過言ではない。システムを4-2-3-1に定着させてから現在があるのではないだろうか。仮にこのシステムをマッシミリアーノ・アッレグリ監督が思いつかなかければ、ここまでの成績を残せたかどうか。

telesport.al

 それでもナポリのスタディオ・サン・パオロで行われた2連戦でユベントスは彼らから勝利することはできなかった。その理由、原因は様々だが、UCLベスト16で相対したレアル・マドリーと戦って彼らは変わった気がしてならない。

 それまでのナポリも十分強かったが、UCLディフェンディングチャンピオンとのホームアンドアウェーの2連戦は、彼らをより強固にした。マドリードのサンティアゴ・ベルナベウでの1stレグでは先制するも1-3の逆転負けを喫し、2ndレグでも先制するも1-3で完敗を喫した。

 この2連敗は欧州トップレベルのサッカーを肌で感じたことがナポリをより高みに登らせた、と考えても不思議ではない。たとえサン・パオロの後押しがあったとはいえ、現在のユベントスを打ち負かせるチームはそう多くはないはずだ。

 ナポリとの短期決戦で、主力のターンオーバーや信じがたいミスがあったとはいえ、4-2-3-1になって以降のユベントスに土をつけた唯一のチームがナポリであり、この敗戦がその後のユベントスに大きな変化をみせた。

Tuttosport

 バルセロナとの2連戦で守備の際、FWマリオ・マンジュキッチとFWフアン・クアドラードが両SBの脇にまで戻り“6バック”を形成。攻撃面でもFWネイマールや、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスを自陣に引かせてから攻撃を開始するなどの工夫が多くみられた。

 この対策は、相手チームが3トップだった場合での対処法に思えたし、3トップのナポリに喫した敗戦が無関係ではないはずだ。これまで敗戦や“つまずき”をきっかけに強くなってきた“アッレグリユーベ”の真骨頂と言えなくもない。

 バルセロナを打ち負かし、難攻不落と化したユベントス・スタジアム迎えたセリエA第33節ジェノア戦では、第14節で1-3の敗戦を喫した相手に4-0で勝利する。スコア以上に内容でも蹂躙(じゅうりん)してみせたのは、バルセロナの2連戦でチーム力をより強固なものにしたことを伺わせるものだった。

 つづく第34節では、今シーズン好調を維持しているアタランタ相手に先制を許すものの逆転に成功する。しかし終盤に追いつかれ2-2のドローゲームに終わり、UCLベスト4を前に不安を募らせる結果となったのは真摯に受け止めるべき事実だろう。

twitter.com

 いよいよ2年ぶりとなるUCLベスト4に挑むユベントスだが、相手はマンチェスター・シティ、ボルシア・ドルトムントをなぎ倒し、2003/04シーズン以来13年ぶりの決勝戦進出を狙うASモナコだ。

 抽選会でレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーを避けられたのはある種で幸運だが、欧州のメガクラブが熱視線を注ぐFWキリアン・ムバッペという若い才能を有し、中堅、ベテランとバランスの取れたチーム構成に油断できる相手ではない。

 日本時間4日に迫ったUCLベスト4を意気揚々と迎えられるユベンティーノは決して多くはない。リードしてDF陣を送り込んで逃げ切る現ユベントスの得意パターンが、直近のアタランタ戦で崩れてしまった。

 だからといってセリエA6連覇が手元からすり抜けたわけではないし、コッパ・イタリア3連覇、UCLベスト4も同様に戦う権利を奪われたわけではない。同時に、夢の「3冠」への道が閉ざされたわけでもない。

 その偉業を達成するには、モナコ戦を前に漂うこの不安をモナコの地で開催されるUCL、1stレグにおいて杞憂に終わらせなければならない。今シーズン、つまずくたびにより強固になってきた、これまでの“アッレグリユーベ”を信じるべきだろう。

 著者/Juventus Journal 編集部 山口 努

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category: コラム

コメント

  • ユリ より:
    2017年4月30日 12:48

    全試合勝てる訳ではないので、アンランタ戦はまずまずでした。良い練習にもなったと思います。あとは、アウェーでのモナコにしっかり勝てれば、また、もう一段上がれると思います。そうすれば再びチームに良い空気が流れ、トリノ、モナコ、ローマ戦と良いゲームが出来てファイナル進出、6連覇が出来ると思います。そうするとことが、出来ればコッパ、CLに余裕を、持って挑めると思います。
    そのためにも、モナコ戦が楽しみです。

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