「引退？ イブラヒモヴィッチの連絡を待つ必要がある」

ビアンコネーリのカピターノ、ジョルジョ・キエッリーニは今シーズンのチームに自信を持っていることをほのめかせた。

イギリス紙『The Times』は12日、キエッリーニにインタビューをおこない、その模様をイタリア紙『TUTTO SPORT』など多数メディアは13日、抜粋して伝えている。

――最近の試合では過去のあなたに比べ、温和なイメージがあります。歳を重ね、変化はありましたか？

「若い頃の僕はもっと攻撃的だったかな。試合ではつねに『敵』が必要だったし、当然相手のストライカーとは良い関係を築けるわけがなかったよ（笑）」

「最近では、彼らと話すのが好きになっているよ。試合中、僕は感情を共有し、試合中に何が起こっているのかを話し合うのが好きになっているんだ」

「時々彼らと冗談だって言い合うほどさ（笑）。もう昔のように対戦相手に対して攻撃的ではないよ」

「もちろん『敵』であることは間違いないけど、以前のように『戦う』ことへのエネルギーが無駄な気がしてね」

「そのエネルギーを『分析』に割いたら、明晰になり集中力が増すことに気づいた。そして、パフォーマンスも向上していったんだ」

――DFレオナルド・ボヌッチとは長年コンビを組んでいますね。どのような存在ですか？

「ボヌッチはピッチ上での僕の双子のような存在さ。僕には実際、双子の兄弟がいるけど、フットボールでは双子の兄弟になるね」

「もし、僕がイタリアの偉人のリストを作ることができるのなら、『レオナルド・ボヌッチ』を含めるだろう」