ユベントス会長「欧州フットボールには大きな改革が必要。ESL構想は失敗していない」
2022/03/05
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「ESL構想とは、12クラブと共同で取り組んだ構想だ。ESL構想に参加した12クラブの内の11クラブは、署名した120ページからなる契約でまだ結ばれている」
ESL構想についてこのように話したアニェッリ会長は、続けて「欧州のフットボールは大きな改革を切実に必要としており、妥協は最早チョイスではないと私は考えている」
「独占組織がフットボールのようなビジネスをリードするのに適していると思うかい? 私はそうは思わないよ」と自身の見解を述べた。
そこで、「もしも、UEFAが解散したら?」と質問が飛ぶと、「テーブルに着き、透明性のある組織を支持するつもりだよ」
「欧州理事会が、現在の組織がその目的に適しているかどうか答えるのを待つ。我々は、1つのコンペテイションを作り出す自由を望んでいるんだ」と返答。
そして、「5年後にユベントスはチャンピオンズリーグに出場しているか?」と問われると、「欧州で最も重要な大会に出場していると思う」とだけ答えるにとどまった。
また、この日リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長は、ESL構想を支持する3つのクラブについて「(ウラジーミル・)プーチン大統領よりも嘘つきだ」と激しく非難。
それに対し、ユベントス会長は「テバス会長の発言への質問は受け入れない」
「彼の発言を聞くだけで、それが答えるに値するものかどうかが分かるはずだ」とのみ答え、ラ・リーガ会長の発言に言及することを控えた。