ユベントス会長「欧州フットボールには大きな改革が必要。ESL構想は失敗していない」
2022/03/05
chiamarsibomber
「UEFAは独占組織だ」
欧州フットボール連盟(UEFA)との対立関係が今も続いている欧州スーパーリーグ構想(ESL)推進派のレアル・マドリー、バルセロナ、ユベントス。
当初は、同連盟がESL構想を創設した12クラブへの制裁を下したものの、マドリードの商事裁判所の判決によってその制裁は取り消されることになった。
また、同裁判所は、UEFAと国際フットボール連盟(FIFA)が、EUの定める独占禁止法に違反しているかどうかについて欧州司法裁判所に提起。
したがって、現在は、ルクセンブルク市にある同裁判所からの判決を待っているところだとされている。
そんな中、ビアンコネーリのアンドレア・アニェッリ会長は、英紙『Financial Times』がロンドンで主催した『FT Business of Football Summit』に出席。
そこで、ESL構想に関して自身の見解を述べた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が3日、同会長のコメントについて伝えている。
「UEFAは取締機関であり、独占組織であり、監視機関だ」
「彼らは、ESL構想を立ち上げる前に私が別のプロジェクトについて取り組んでいたことを知っていたし、また、そのプロジェクトは失敗に終わってはいない」