北の港町から南の港町へ…新天地で新たな挑戦

ユベントスからサンプドリアにレンタル移籍していたルーマニアの若きDFラドゥ・ドラグシン（19）が、新天地へと旅立った。

次なる武者修行の場は、今季のセリエA昇格組で、残留争い真っ只中のサレルニターナだ。

サレルノに本拠地を置く「グラナータ（サレルニターナの愛称）」は31日、ドラグシンの加入を発表し、この若き逸材のコメントを紹介している。

「僕は自信と意欲を持ってここに来た。スタートするときが待ち遠しいよ」

「この目標（残留すること）を達成するためには、団結して助け合い、ひとつでも多くの試合に勝たなくてはいけない」

「（背番号で）25番を選んだのは、僕の彼女と付き合い始めた日だからさ」

「サポートしてくれるティフォージには感謝しているし、スタジアムで会える日を楽しみにしているよ」

このように新たな冒険に期待を膨らませるドラグシン。今季サンプドリアで15試合に出場していた同選手は、南イタリア地で次の目標に挑む。

ユベントスが将来を嘱望する19歳は、サレルニターナと共にどのような成長を見せるのか。「Fino alla fine」を体現するプレーを期待したい。