【JJパジェッレ】セリエA第19節 ユベントス対カリアリ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
ベルナルデスキが1G1Aと大活躍! 前節に次ぐ無失点でユベントスが年内最終戦を制す
現地時間21日にセリエA第19節が行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでカリアリと対戦。
前節のボローニャ戦と同様、前半と後半にそれぞれ1点ずつ決め、クリーンシートで勝利を手にした。
まず決定機を作り出したユベントス。10分、右サイドのフアン・クアドラードがアーリークロスをゴール前に走り込んだモイーズ・キーンに合わせる。
しかし、キーンのヘディングシュートはポストに直撃。惜しくも先制ゴールの機会を逃した。
それでもゴールに迫るユベントスは40分、フェデリコ・ベルナルデスキの仕掛けをきっかけにリードを得る。
右サイドでボールを受けた背番号「20」がマークが緩くなった瞬間をついてミドルシュート。相手に当たりディフレクトしたボールをキーンが頭で上手く合わせ先制に成功した。
1-0とビアンコネーリがリードして迎えた後半だったが、カリアリの反撃に合う。左サイドのギャップを使われ、60分と68分に決定機を作られた。
それでも、GKヴォイチェフ・シュチェスニーのスーパーセーブにも助けられリードを守ったユベントスは83分、再びベルナルデスキが決定機を得る。
今度は左サイドでボールを受けたベルナルデスキが、エリア内へと加速。左足を振り抜いて2-0となる貴重な追加点を奪った。
試合はそのまま終了。年内最終戦も堅実なゲームで勝利を飾り、2021年を締め括った。
【試合結果】
ユベントス 2-0 カリアリ
【得点者】
40’ キーン
83’ ベルナルデスキ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
キーン、ベルナルデスキとゴールの欲しい選手がきっちりと決め、今節も失点を「ゼロ」に抑えて勝ち切った。90分を通してインテンシティが高く、ここ数試合で見せた好調ぶりを維持。また、同時刻に行われたジェノア対アタランタがドローに終わったことで、ビアンコネーリはCL出場圏内までマイナス4ポイントに迫った。チームに対する意見は賛否あるものの、ポジティブな形でクリスマスを迎えられそうだ。
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