【JJパジェッレ】セリエA第18節 ボローニャ対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
モラタとクアドラード弾でボローニャを撃破! クリーンシートで前節のドローも払拭
セリエA第18節が現地時間18日に行われ、ユベントスは敵地スタディオ・レナート・ダッラーラでボローニャと対戦。
前半にアルバロ・モラタ、後半にはフアン・クアドラードがゴールを上げて、2-0で試合を制した。
序盤から積極的なプレスを仕掛けるボローニャに対し、ユベントスはショートパスを使ってプレスを回避。幅と深さを取って試合の主導権を握る。
すると前半早々6分、モラタがピッチ中央付近でボールを得ると、いっきに加速。
右サイドを駆け上がったフェデリコ・ベルナルデスキに一旦ボールを預け、自身はペナルティエリア内に侵入する。
サイドで起点となったベルナルデスキが絶妙なスルーパスをモラタへと通し、2人のコンビネーションから先制ゴールが生まれた。
リードしてからも敵陣に攻め込むユベントスだが、なかなか追加点を奪えない時間帯が続く。
その一方で、ボローニャに立て続けにゴール前で決定機を作られ、ホームチームにペースを握られ始める。
一進一退の攻防が続き、なんとか相手の攻撃を凌ぎ続けたビアンコネーリにチャンスが訪れたのは69分、クアドラードが追加点を上げる。
左ハーフスペースでボールを受けたモラタが、エリア手前までボールを運び、逆サイドでフリーとなっていたクアドラードへパス。
そのクアドラードがDFをかわして右足を振り抜くと、ボールは相手を掠めながらファーサイドネットを揺らした。
劣勢の中でリードを2点に広げたユベントスは、その後も勢いに乗って試合のペースを奪い返す。さらに堅守でボローニャの攻撃を跳ね返し続け、2-0のまま試合は終了。
勝ち点3を積み上げるとともに順位を6位まで上げ、上位陣を視界に入れている。
【試合結果】
ボローニャ 0-2 ユベントス
【得点者】
6’ モラタ
69′ クアドラード
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
これまで10連勝中と相性の良いボローニャを相手に2-0とクリーンシートで勝利。順位表では勝ち点4差と接近していたが、「直接対決」ではビアンコネーリがチーム力の違いを見せつけた。ボローニャの街に立ち込めた霧を切り裂くように、ヴェネツィア戦のドローでチームに漂っていた不穏な空気を払拭。2021年のラストゲームへ弾みを付けている。
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