【JJパジェッレ】セリエA第17節 ヴェネツィア対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
またしてもプロヴィンチャにドロー…ユベントス、上位進出へ足踏み
セリエAの第17節が現地時間11日に行われ、ユベントスは敵地でヴェネツィアと対戦。
前半にアルバロ・モラタのゴールで先制するも、後半に追いつかれ、1-1で試合を終えた。
序盤からサイドを使った分厚い攻撃でヴェネツィアを攻め立てたユベントスだったが、12分にアクシデントが起きる。
カンピオナートで2戦連発中のFWパウロ・ディバラが足に問題を抱え負傷交代。チームに重たい空気が漂う。
それでも左サイドからチャンスを作り出していたビアンコネーリは32分、ルカ・ペッレグリーニのクロスボールをモラタが押し込み先制に成功する。
さらに前半終了間際には、カウンターからフアン・クアドラードがボックス内に侵入すると、そのまま右足を振り抜いてゴールに迫った。
リードして折り返した試合だったが、ユベントスは一瞬の気の緩みから失点する。
55分にバイタルエリア中央を使われ、最後はMFマッティア・アラムにミドルシュートをねじ込まれて試合は振り出しに戻った。
そこからビアンコネーリはもう一度流れをつかみ攻勢をかけるも、ヴェネツィアの人数を掛けた守備を崩しきれず。
65分にはフェデリコ・ベルナルデスキがペナルティエリア内でチャンスを迎えるもGKが好セーブ。
結局、試合は1-1のまま両者痛み分けで、勝ち点1を得るに止まった。
【試合結果】
ヴェネツィア 1-1 ユベントス
【得点者】
32’ モラタ
55’ アラム
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
公式戦3連勝で迎えた試合だったが、またしても格下相手に手痛いドロー。前半に勢いよくサイド攻撃で先制するも、後半にちょっとした気の緩みから失点を喫した。今季はパフォーマンスに継続性がないうえ、調子が上向いたら落ちる。まるで“蟻地獄”にいるようだ。
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】