ピアニッチ、チームのメンタリティを熱弁
”諦めない強い心を持っている”
ユベントスのMFミラレム・ピアニッチが、4月のナポリ2連戦に向けてと、チームのメンタリティについて語ったことを『Tuttosport』が伝えた。
ユベントスは日本時間で4月3日にセリエAでナポリと戦い、同月6日にもコッパ・イタリア準決勝でナポリと戦う。代表ウィーク明けでナポリと連戦することになるが、ピアニッチはこのアウェイ2連戦を楽しみにしているようだ。
「強いチームと対戦するときは特に興奮するよ。彼らのサポーターは熱狂的だから、より盛り上がるだろうね。もちろんリスペクトしている。だけど、我々は強力なアタックで勝ちにいくよ。」
続けて、審判の判定についての質問に答えた。
「公平なジャッジ?90分間完璧な試合を演じ、残り5分で相手にPKが与えられたら、私だって不満に感じるよ。その怒りは理解できる。だけど、我々もペナルティを与えられなかったことがあるし、審判に従うしかない。そんなときは振り返らずに前進するように心がけているよ。私がユベントスに加入したとき、チームはそれを教えてくれた。」
「論争するのではなく、前進する。例え誤審が起きたとしても、それは試合の一部であって、受け入れるしかない。それよりもトレーニングを積んで、次の試合に備えるべきだ。」
ピアニッチは昨夏にローマからユベントスへ移籍している。
「ローマにいたとき、いつもユベントスの負けを望んでいたよ。だけど、今なら何故彼らが強いのかが分かる。クラブの結束は固く、仲間たちは絶対に諦めない。ピッチ上であっても、トレーニングにおいても、それは同じだ。決して諦めない強い心を持っている。だから、彼らは勝ち点を落とさない。」
前監督アントニオ・コンテ時代に謳われていた”勝者のメンタリティ”は、今でも新規加入選手に引き継がれているようだ。