クラブの“バンディエラ”デル・ピエロ氏「ユベントスにとって悪い夜だった」
2021/11/25
Padova Calcio
「このような試合から得るものはほとんどない」
スタンフォード・ブリッジでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)チェルシー戦を観戦し、落胆したユベンティーニは数多くいる。
ビアンコネーリにとって永遠のバンディエラ、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏もそのひとりだ。
イギリスメディア『Sky Sport』は試合直後のデル・ピエロ氏にマイクを向け、その模様を多数メディアが伝えている。
「ユベントスにとって悪い夜だった。すべてが巧くいかなったね。チームにとって大きな後退であり、痛恨の一撃になってしまった」
「(マッシミリアーノ・)アッレグリにとって、このような試合から得るものはほとんどないと思う」
「チームの雰囲気も悪くなるだろうね」と古巣のあまりにも不甲斐ない戦いぶりに容赦しない。
つづけて「チェルシーはアグレッシブだったし、ボールのスピード、タックル、最初から最後までフィジカル的にもテクニカルな面でも、やりたいようにプレーした」
「ユベントスは枠内シュートを打つことすら困難に思えたし、試合になっていなかった」と総括した。
すでにグループステージ(GS)通過を決定させているユベントスだが、GS最終節は12月8日にアリアンツ・スタジアムにマルメを迎える。
最終節までに欧州での戦いをクラブの天国と地獄を知る「バンディエラ」に“認めさせる”ことができるか。
アッレグリ監督と選手たちにとって、試行錯誤の日々がつづきそうだ。
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