ユベントスに痛手、離脱中のキーンの復帰は早くて来月のフィオレンティーナ戦か
2021/10/30
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インテル戦の前日練習中に右太ももの筋肉を負傷
第10節を終えた時点で首位ナポリとミランから勝ち点13も離され、もう後がなくなった第二期マッシミリアーノ・アッレグリ監督体制のビアンコネーリ。
ホームで予期せぬ2敗目を喫し、ティフォージの信頼を取り戻すためにもここから猛追していく必要があるユベントスだが、ここで浮き彫りになっているのが前線の得点力不足だ。
ビアンコネーリがこの10試合で上げた得点数は、わずか14得点しかない。
その数は、セリエA全体でみると10位に相当する得点数であり、パウロ・ディバラとアルバロ・モラタ、モイーズ・キーンの前線3人が決めた得点数は、全得点数の半分だけだ。
そんな中、その得点力に乏しい攻撃陣にさらなる追い打ちをかけるかのように、今度はキーンが負傷。
インテル戦の前日練習中に右太ももの筋肉を負傷したこの21歳のFWは、次のヴェローナ戦までに復帰することを望まれていたが、どうやら復帰までさらに時間を要す見通しだという。
28付のイタリア紙『TUTTO SPORT』によると、同選手に近い情報筋からの情報によれば、キーンはヴェローナ戦とチャンピオンズリーグのゼニト戦を欠場する可能性が濃厚とのこと。
そして、11月6日にホームのアリアンツ・スタジアムで開催予定されているセリエA第12節フィオレンティーナ戦で復帰するのではないかと推測している。
今シーズンは、カイオ・ジョルジの負傷から始まり、ディバラとモラタの同時負傷、そしてキーンと、未だに前線の4人が全員起用可能な状態になったことがないビアンコネーリ。
現在モラタが不調に苦しんでいるだけに、代役となれるキーンが離脱していることは、前線の得点不足に悩むアッレグリ監督にとって大きな痛手であるのは間違いなさそうだ。
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