5シーズンでの公式戦出場数はわずか65回

1年間のレンタル期間を終え、今夏にビアンコネーリへと戻ってきたSBマッティア・デ・シリオ。

しかし、同選手の将来はユベントスから遠いところにあるようだ。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が13日、その詳細について報じている。

一時は、昨シーズンのレンタル先だったリヨンが完全移籍で買い取るのではないかといった噂が立ったデ・シリオ。

このイタリア人SBも同クラブへの残留を希望する発言をしていたことでそういう見方が強まっていたが、結局それは実現せず、同選手は再びビアンコネーリに戻ってくることになった。

そして、自身をよく知るマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で再びプレーすることになったが、現在28歳の同SBは、来夏にビアンコネーリとの契約満了を迎える。

そのため、これから契約更新を行う必要があるが、ユベントスはこの背番号「2」と契約を延長しないことに決めたようだ。

同紙によると、デ・シリオは同クラブで構想外になっているとし、今夏にオファーが届かなかったためにユベントスに留まることになったとのこと。

そのため、クラブには今季3試合に出場している同SBと契約を更新する意思はなく、シーズン終了後にフリーで別のクラブに移籍する可能性が濃厚だと伝えている。

ビアンコネーリで5シーズン目を迎えるデ・シリオ。

相次ぐ怪我により、これまでに公式戦わずか65試合にしか出場できていない同選手にとって、今シーズンがユベントスで過ごす最後のシーズンとなるのだろうか。