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コラム:欧州の舞台に集中するため今乗り越えるべき“壁”

2016/12/03

image@SOS Fanta

 「今シーズンの重要な時期に近づいている。今はアクセルを踏む時だ。」

 先週末、ジェノア戦前の記者会見でアッレグリが発したコメントである。チームは先週のUCLで難敵セビージャを相手に、アウェーで勝利を収めて見事グループステージ突破を決めた。しかし年内の残りの試合は、公式戦7連勝と目下絶好調のアタランタ、前線の3人の得点力が驚異的なトリノ、そしてスクデット争いの対抗筆頭であるローマと、リーグ戦で難しい対戦相手が待ち受けている。

 またグループステージ突破を決めたとはいえ、ディナモ・ザグレブ戦で勝ち点を落として首位通過の座を明け渡すことも許されない。

▽12月の試合一覧

試合日 コンペティション 対戦相手 H/A
11/27 セリエA第14節 ジェノア アウェー
12/3 セリエA第15節 アタランタ ホーム
12/7 UCL GS第6節 D・ザグレブ ホーム
12/11 セリエA第16節 トリノ アウェー
12/17 セリエA第17節 ローマ ホーム
12/22 セリエA第18節 クロトーネ アウェー
12/23 スーペルコッパ ミラン カタールで開催

 リーグ戦における首位ターン、UCL・グループステージ首位通過、スーペルコッパのタイトル獲得を年内に達成すべき目標として掲げている。そしてUCL制覇のためにも、ユベントスよりも地力で勝るバイエルンやバルセロナと対戦する時期に、チームの状態をピークに持っていくという意味も込めて、この12月はギアを上げるための重要な1か月であるとアッレグリは考えているのだ。

 ところがその矢先に待っていたのは、ジェノア戦での惨敗劇だった。

 セビージャ戦の直後のゲーム、しかも中盤と連携するハイプレスを持ったジェノアが対戦相手、ある程度の苦戦を強いられることは予想していたが、実際に試合を見て感じた衝撃はその予想を上回った。ユベントスは試合をコントロールする前にジェノアのハイプレスにかかり、先制点を許してからスタジアムの熱狂的な雰囲気に飲み込まれて立て続けに失点した。

 結局ユベントスは前半の3失点が響いてそのまま試合終了。第14節終了時点で2位ローマとの勝ち点差は4に縮まった上、更に追い打ちをかけるようにボヌッチとアウベスが戦線離脱を強いられ、重要な時期を迎える直前にディフェンスラインの枚数が足りない状況に陥ってしまった。

image@Black & White & Read All Over

“内容が悪くても結果は出る”

 今シーズンのユベントスに対する印象としてこのように抱いているファンは多いだろう。この言葉に含まれる「弊害」がこの惨敗した試合でピッチ上に出たのだ。

 今シーズンは昨シーズンと同様、怪我人の多さに悩まされているが、アッレグリの豊富なアイデアに助けられている。
この試合でも本職が右サイドであるクアドラード、ダニエウ・アウベス、リヒトシュタイナーを同時に起用するなど、「テスト」の側面が色濃く反映された布陣で挑んでおり、それが失敗に終わったことを受けて、ファンから采配に対する批判の声がいつもより多く挙がった。

 実際にアッレグリは試合後に「我々は特別なやり方で試合に備えたが、うまく戦えなかった」とコメントしており、自らのアイデアが失敗に終わったことを認めている。

 多くの負傷者を出そうとも、個の力ではユベントスがジェノアに劣ることは無いだろう。しかし、ジェノアはチーム力でユベントスを上回り、90分間必死にピッチを走り回った。つまり、ユベントスがメンタルの勝負で負けたとも捉えらる内容であり、“ユベントスの哲学”がまだピッチ上で充分に還元されているとは思えないのだ。(参考『コラム:ピッチ上に還元される“哲学”』)

 チャンピオンズリーグでグループステージ突破を懸けた重要な一戦の直後のリーグ戦での敗戦、まさに今がターニングポイントに差し掛かるタイミングである。

 冒頭でも述べたように、チームはこれから重要な時期を迎える。怪我人の多さによってベストメンバーを揃えることのできない状況が続いているが、“ユベントスの哲学”を各選手が理解することが、アッレグリのコメントにおける“アクセルを踏むこと”を意味しているはずだ。

 ”ユベントスのユニフォームを着る本当の意味”

 これに対する答えをピッチ上でファンに示してほしい。

image@SportsInd

 もし年内の目標を全て達成できたら、チームは再び舞台はチャンピオンズリーグへ移り、ラウンド戦に集中することができる。今シーズンの大一番がやってくるタイミングはまだ分からないが、いずれにしてもその瞬間はやってくる。

 強靭なメンタル、ベストな布陣、そして昨シーズンのラウンド16で見せたようなアッレグリによる“奥の手”を持ち合わせて、UCL制覇という偉業を成し遂げるべく、バイエルンやバルセロナといった“超えるべき壁”に立ち向かうビアンコネロ戦士の姿が待ち遠しい。

 著者/Juventus Journal 編集部 津田 翔汰
 編集/Juventus Journal 代表 @JJ

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category: コラム, メイン

コメント

  • なー より:
    2016年12月4日 13:21

    ローマ戦でも通用するならダイヤモンド型にしてピアニッチを前線の選手とのコンビネーションで崩していくシステムを確立するて思います。ただそやの場合は4バックになりますが。

    0
    • 津田 翔汰@JJ編集部 より:
      2016年12月4日 19:33

      コメントありがとうございます!
      ダイヤモンド型の場合はピャニッチとディバラの同時起用がいいかなと思っていますね!
      プレッシャーを受けてもドリブルで持ち上がれるディバラ、プレッシャーを受けないポジションでこそ正確な縦パスが生きるピャニッチ、両者の特徴が最大限に生かせるようにしてほしいです。

      0
  • genoa より:
    2016年12月4日 06:39

    アタランタ戦はユベントスの哲学を取り戻した試合でしたね
    ジェノア戦がワーストだとすると、今回はベストゲームに近い(終盤に失点)
    やはりピャニッチはトップ下が良い
    アッレグリの奥の手のレパートリーが増えた気がします。

    0
    • 津田 翔汰@JJ編集部 より:
      2016年12月4日 19:25

      コメントありがとうございます!
      今日の試合はもしかしたら今シーズンのターニングポイントになるかもしれないですね。
      仰る通り、ピャニッチの使い方については今日の試合から大きなヒントを得られたと思います。

      ただここからも12月は厳しい戦いが続くので今日のようなパフォーマンスを継続して見せてほしいものです!

      0


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