「プレスをかけに前に出た（アーロン・）ラムジーがあけたスペースを2人のメッザーラがカバーしていなかったため、中盤とDFとの間に大きな穴が開いていたんだ」

「これは、ユベントスのように非常にレベルの高いチームならしてはならないミスだよ」

そのバルセロナとの親善試合で、ユベントスは0-3で完封負け。

昨シーズンのセリエA得点王に輝いたクリスティアーノ・ロナウド擁する攻撃陣は、鳴りを潜めたままだった。

そのことについて、ガレオーネ氏は、「まずは守備組織を再構築する必要がある」と教え子にアドバイスしている。

「クリスティアーノ・ロナウド？ 確かな守備組織を再構築することができれば、彼のいるチームは常に1-0の状態から試合を開始することが可能だよ」

「しかし、そのためにはしっかりとした構造と明確なアイデアを持つことが重要となる。だからこそ、FW（ドゥシャン・）ヴラホヴィッチの名前を先ほど出したんだ」

「彼はFW（カリム・）ベンゼマではないけれど、若いし、学ぶことのできるジョカトーレだから、ロナウドのプレーに上手く合わせられるはずだと考えている」