トレーニングをボイコット、ロティート会長は激怒

ラツィオのMFルイス・アルベルト（28）は、迎える今シーズン、イタリアの首都にいない可能性が高い。

この元スペイン代表MFは、新シーズンに向けたトレーニングをボイコットしたようだ。

イタリア紙『Corriere dello Sport』ほか多数メディアは8日、ルイス・アルベルトがユベントスへの移籍を希望していることを報じた。

同紙などは「このスペイン人MFはラツィオを離れたい願望を行動で示した。チームの背番号『10』は、ビアンコネーロへの移籍を希望している」

「マッシミリアーノ・アッレグリはルイス・アルベルトを高く評価している」と主張している。

イタリアメディア『Sportmediaset』などは9日、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長がルイス・アルベルトの行動に激怒していることを伝えている。

同メディアは「ロティートはルイス·アルベルトがフォルメッロ（ラツィオの練習場）に現れなかったことに激怒している。今夏のメルカートで放出に動く可能性が高い」

「ユベントスはフェデリコ・ベルナルデスキ（27）を交渉のカードに使い、スペイン人MF獲得に動くだろう」と主張した。

これまで多数メディアは「ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、ベルナルデスキを高く評価している」と報じている。

また、ラツィオはルイス・アルベルトに4500万〜5000万ユーロの「値札」を付けているとし、インテル、ミラン、アトレティコ・マドリードも狙っているようだ。

今夏のメルカートで、ユベントスとラツィオ間でトレード移籍は行われるのか。注目を集めそうだ。