「一歩下がるべきタイミング」

セリエAの最終節で来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めたユベントス。

その喜びも束の間、クラブや選手たちはそれぞれの未来へと動き始めている。

今シーズンを最後にユベントスを去る決断を下したGKジャンルイジ・ブッフォンは、ゆっくりと自身の将来を決めるつもりでいるようだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数のメディアが25日、チャリティーマッチ『La Partita del cuore』に参加したブッフォンのコメントを伝えた。

「（今後について？）今のところアイデアはないね。これから15日間ぐらい、じっくり考える必要があるね」

「モチベーションや自分自身が夢中になれる道を選ぶよ。すぐに答えを見つけ出さなければいけないという焦りはない」

「ユベントスにはすべてを捧げたし、クラブからはすべてを受け取ったよ。リスクを背負って前に進むよりも一歩下がるべきタイミングがあるんだ」

「これが正しい終わり方だった。それに、過ごしてきた日々には美しい思い出もある」

「まだ少年だった私を迎え入れてくれ、そして、一人の大人へと成長させてくれた背景があるんだ」

「私がここまで出来たのはユベントスのおかげだよ」

長い年月をビアンコネーリと共に歩み、数多くのタイトルを掲げてきたブッフォン。

このベテランGKの新たな決断を、ユベンティーニのみならず多くのファンが楽しみにしているはずだ。