「火曜日か水曜日に書類が到着する予定」

今シーズン、バイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍したWGドウグラス・コスタの母国への復帰が間近に迫っているようだ。

イタリアメディア『TUTTO JUVE』など複数メディアは17日、ブラジルメディア『Globo Esporte』で明かしたグレミオのマルコス・ヘルマン副会長のコメントを伝えている。

ビアンコネーリと2022年6月末まで契約が結ばれているコスタだが、この俊足ウィンガーを再びイタリアで見る機会はもうないかもしれない。

このブラジル人WGは以前から古巣グレミオへの復帰が囁かれているが、同クラブのヘルマン副会長は、同選手の獲得に楽観視していることを明かした。

「交渉は順調に進んでいるよ。ユベントスからはコスタと合意に達しても良い、との許可を得ているからね」

「今は、火曜日か水曜日に送られてくる書類の到着を待っているところなんだ」

「ブラジルのメルカートが閉幕する5月23日までに彼を選手登録するための時間は十分にある」

「そのため、我々はこの状況に楽観的な見方をしているよ」

移籍の形式だが、イタリアメディア『Calciomercato.com』によると、コスタはビアンコネーリと契約解除し、フリーの形でグレミオに加入する見込みのようだ。

また、このブラジル人WGは減俸も受け入れたとし、ユベントスで受け取るはずだった最後の1年間の給料を2年半となる契約期間で受け取ることに了承したとしている。

同日には、自身の両親と恋人と共に搭乗している飛行機の機内の写真を自身のインスタグラムに投稿したコスタ。

ブンデスリーガはまだ今季が閉幕していないことからも、ひょっとすれば、古巣グレミオとサインを交わすために母国ブラジルへと向かっているのかもしれない。