ラヴァネッリ、ユベントスの現状に苦言「受け入れられないレベルのミスをしている」
2021/05/11
arenacalcio
「スタメンが毎回変われば監督のアイデアへの疑念が生じる」
スクデット獲得やチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、ビアンコネーリで数々のタイトル獲得に貢献したファブリツィオ・ラヴァネッリ氏が、ユベントスの現状に苦言を呈した。
イタリアメディア『tuttojuve.com』は10日、イギリスメディア『Sky Sport』で話した同氏のコメントを伝えている。
来季のCL出場権の獲得をかけた直接対決で、無残にもホームでミランに惨敗を喫してしまったユベントス。
これにより、成績不振で批判を浴びているピルロの立場がさらに厳しいものになったが、その中でも特に指摘されていることの1つが、フォーメーションが固定されていないことだ。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、これまでの34節で34回フォーメーションを変えてきたとされるピルロは、このミラン戦でも再びスタメンを変更。
その結果、未だにチームとしての形やアイデンティティを見い出せていないチームは、この大一番でも再び不甲斐ないパフォーマンスを披露することとなってしまった。
このことについて、“シルバーフォックス(銀狐)”の愛称でサポーターから親しまれたラヴァネッリ氏が言及。
「あまりにも変更が多すぎて選手たちは『混乱』しているのでは?」と問われた同氏は、「このままでは監督のアイデアへの疑念が生まれると思う」と自身の見解を述べた。