【JJパジェッレ】セリエA第32節 ユベントス対パルマ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
A・サンドロの逆転弾でユベントスが勝ち点3を奪取!
セリエAの第32節が現地時間21日に行われ、ユベントスはホームでパルマと対戦。
前半にFKで先制を許すも、DFアレックス・サンドロとDFマタイス・デ・リフトが得点を上げ、ビアンコネーリが3-1で試合を制した。
前節、アタランタを相手に不運な失点で敗戦を喫したユベントス。
今節は25分にパルマのMFガストン・ブルグマンに絶妙なFKを決められ、早々に追いかける展開となる。
それでも戦う姿勢を崩さなかったイタリア王者は43分、CKのチャンスからA・サンドロが強烈なシュートを決めて同点に持ち込む。
さらに、1-1で折り返した試合は47分、再びこのブラジル人SBに得点が生まれ、逆転に成功する。
右WGフアン・クアドラードのクロスボールをエリア内に侵入したA・サンドロが頭で押し込み、2-1とした。
完全に試合の主導権を握ったユベントスは、ボールを保持しながら3点目を狙いにいく。
そして、68分にはCKのチャンスからデ・リフトが追加点。マーカーを外しての豪快なヘディングシュートで、リードを2点に広げた。
そこから選手交代を交えながらゲームを落ち着かせたビアンコネーリ。
最後までパルマに反撃の機会を与えず、3-1でアタランタ戦の敗北から再起を果たしている。
【試合結果】
ユベントス 3-1 パルマ
【得点者】
25’ ブルグマン
43’ A・サンドロ
47’ A・サンドロ
68’ デ・リフト
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
ブルグマンの絶妙なFKでパルマに先制点を許したものの、チームは下を向くことなく「勝利」を目指した。反撃の狼煙を上げたのがA・サンドロだったのは意外かもしれないが、重要なのは「誰の得点か」よりも「勝利」。スーパーリーグの騒動でミランとインテルが勝ち点を落とす中、安定した試合運びで3ポイントを獲得している。
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