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サンドロのドッピエッタで逆転！

前半終了間際の同点ゴールで波に乗りたいユベントスは、後半開始から高いテンションで試合に入る。

すると47分、MFアルトゥールが高い個人技でボールをキープすると、ボールはクリスティアーノを経由し右サイドへ。

いまや欠かすことのできない、攻撃の起点になっているクアドラードがクロス。

このボールにディバラが飛び込むも及ばなかったが、ファーで詰めていたサンドロが頭で押し込み、逆転弾を叩き込む。

しかし60分、デ・リフトが中途半端なクリアをみせるが、パルマも生かすことができず事なきを得る。

つづく64分、ユベントスはCKから決定的なシュートを放たれるもアルトゥールがライン際でスーパーなクリアをみせ、チームを救う。

追加点を奪いたい展開にデ・リフトが応える。68分、クアドラードのCKをニアで合わせ、3-1とし試合をほぼ決定的なものにする。

精神的に楽になったイタリア王者は74分、クアドラードを下げMFデヤン・クルゼフスキ、MFロドリゴ・ベンタンクールを下げMFアドリアン・ラビオ。

マッケニーを下げMFアーロン・ラムジーを投入し、アンドレア・ピルロ監督は一気に3枚のカードを切る。

追加点を奪い、さらに勝利を確実なものにしたいユベントスは79分、ボールポゼッションを高めていくとディバラがシュート。

しかし、ここはGKが足を残していたため4点目奪取には至らない。パルマも反撃。80分、クロスを入れる。

するとこの試合開始からPA内の守備がゆるく、ヘディングシュートを許すがGKジャンルイジ・ブッフォンのファインセーブで事なきを得る。

ピルロ監督は84分、これまで攻撃のリズムを作っていたディバラを下げFWアルバロ・モラタを投入する。

つづく87分、アルトゥールを下げ新型コロナウイルスから復活したFWフェデリコ・ベルナルデスキを投入し、交代カードを切り終える。

その後はクリスティアーノが強烈なシュートを放つも追加点には及ばず、3-1の逆転勝利で試合を終えた。

アタランタに敗戦後のスーパーリーグ“騒動”。この勝利がユベントスにとって、せめてもの落ち着いた“ひととき”になることを願いたい。

 

▼試合結果

ユベントス 3-1 パルマ

▼得点者
ガストン・ブルグマン 25’
アレックス・サンドロ 43’　A：マタイス・デ・リフト
アレックス・サンドロ 47’　A：フアン・クアドラード 
マタイス・デ・リフト 68’　A：フアン・クアドラード 

 

著者：J-JOURNAL　山口 努