Quotidiano di Bari

「ピッチに立ったときには…」

GKジャンルイジ・ブッフォンの去就に注目が集まっている。

今季終了後の退団や引退も噂されているこの43歳だが、これについてユベントスOBのディノ・ゾフ氏がコメントを残した。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が現地時間30日、同氏の言葉を伝えている。

ゾフ氏は「よくプレーできていると思うよ。もし彼がまだつづけたいと思うのなら、それが正しい」

「フィジカル的にも調子がいいのであればね」と元GKの視点から自身の見解を口にしている。

つづけて「ユベントスでもどこでも、ジジ（ブッフォンの愛称）がスターターとしてプレーすることを望むのであれば、他クラブからのオファーを逃すとは思えない」

「（今季の出場数）10試合という数字は決しておおくはない。だけどピッチに立ったときには、ジジはその能力を証明してきた」

「イタリア国内やヨーロッパで他のクラブを探すのに、大きな問題はないんじゃないかな」とビアンコネーリと道を違える可能性についても語っている。

最後に、今季のスクデット争いについては「複雑な状況になっているね。インテルやミランはいいペースで勝点を重ねている」

「だが私は、ビアンコネーリが（UEFA）チャンピオンズリーグ出場圏内には入れると確信しているよ」

「そしてそのときに、ジジはクラブに残るか、変化を求めるかを決めるだろう」と後輩たちを見守る姿勢を示した。

残留か退団か、はたまた引退か。今後の進退に注目が集まるブッフォンだが、今季終了後にこの43歳はどのような決断を下すのだろうか。