2025年までの大型契約

ビアンコネーリを率いるアンドレア・ピルロ監督にとって、SBダニーロの存在は欠くことはできないだろう。

唯一無二のジョカトーレだったマエストロ（ピルロの愛称）は、このブラジル代表SBの秘めたるポテンシャルを見逃さなかった。

“怪我がち”のイメージを払拭し、ピルロ監督の下、CB、両SB、そしてDMFもしくはCMFも任されている。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は18日、ユベントスの背番号「13」の現契約からさらに1年追加する可能性を伝えている。

同紙は「ダニーロはピルロの指導の下、生まれ変わった。昨シーズンまでとはまるで別人であり、キャリア最高レベルのパフォーマンスを連発している」

「2019年にSBジョアン・カンセロとトレードの形でユベントスに加入したブラジル人SBは、ピルロのチームに欠かすことのできないジョカトーレに成長した」

「現在29歳のダニーロは、ピッチでは感情を爆発させ、強いリーダーシップを発揮している。ロッカールームでもチームメイトを鼓舞できる存在になっている」

「現契約は2024年の6月末までだが、さらに1年追加する可能性も充分あり得る」と報じた。

仮にダニーロが「新契約」にサインした場合、2025年には34歳になっており、現役引退も視野に入ってくる。

監督就任初年度に眼を見張るような成績を残す、「ピルロ・ユベントス」の“申し子”の今後には注目を集めそうだ。