幼少期のキエーザをよく知るロメイ会長「彼はユベントスで空中戦に強くなった」
2021/03/13
tuttosport
「現在のフェデリコはチームの牽引者」
チャンピオンズリーグ(CL)でのポルトの2戦で3得点をマークし、そしてカンピオナートでは直近3試合連続でゴールに絡んでいるフェデリコ・キエーザ。
この23歳のMFは、10歳までの5年間をセッティニャネーゼ(伊7部)で過ごした。
同クラブの会長を務めるマウリツィオ・ロメイ氏は、若き頃のキエーザの印象を語り、さらに今季ユベントスでプレーする背番号「22」についても話している。
イタリアメディア『tuttojuve』が12日、同会長のインタビューコメント伝えた。
――CLから不運な敗退をすることとなったポルト戦で、キエーザはロナウドに取って代わる活躍をしてみせましたね。
「今のこの瞬間なら、フェデリコこそがまさにチームの牽引者だね」
「私の意見を言うなら、彼のキャリアがつぶされないかちょっとした不安はある」
「それは、(アンドレア・)ピルロがエキスパートな監督ではないからだけど、彼は日々成長し続けている」
「彼がとても偉大なジョカトーレだったことは間違いない。とはいえ、そのようなジョカトーレがいつも優れた指揮官になれるとは限らないんだ」
「しかしながら、ピルロのおかげでフェデリコが空中戦に強くなったと言わなければいけないね」
――確かにピルロは、少し前にこの点で改善させているところだと言っていました。
「この点については、最近エンリコとも話をしたよ」
「フィオレンティーナ時代やユベントスに加入したばかりの頃には、ヘディングをしに行くことを怖がっていたように見えたんだ」
「ボールに当てるためではなくて、背中で競い合うためにジャンプをしていたような印象を受けていた」