モラタ、ラツィオ戦の逆転劇に「勝利はユベントスの脱落を望む人たちへの重要な合図」
「ポルト戦はすべてを懸けて戦う」
ユベントスは現地時間6日にセリエA第26節でラツィオと対戦。前半早々に先制されながらも、逆転劇で3-1と試合を制した。
ホームスタジアムで、2ゴール1アシストと大車輪の活躍を見せたFWアルバロ・モラタ。
同選手は試合後に記者からのインタビューに応じ、自身のパフォーマンスや次の戦いに向けて意気込みを語っている。
イタリア紙『TUTTO SPORT』が同日、この背番号「9」のコメントを伝えた。
今節は主役としてチームの攻撃陣を牽引したが、普段はFWクリスティアーノ・ロナウドのアシスト役に徹している。
そのことについて記者から質問を受けたモラタは、「カルチョ史上最高のアタッカンテ(FWの意)とプレーしているんだ」
「そんな時は、最初に彼へアシストすることを考えるのは普通のことさ。彼は常にゴールを決めるマシーンだからね」
このように話したスペイン人FWは、さらにラツィオ戦でのパフォーマンスやアンドレア・ピルロ監督の起用法についても言及。新しい役割を与えられていると話す。
「今シーズン、ピルロ監督は僕に、ライン間でのプレーも求めているんだ。彼はその適性が僕にあることを知っていたからね。これまでは誰も求めてはこなかったことなんだ」
「ゴールを上げることも好きだけど、同じようにアシストするのも好きさ。今夜の(アドリアン・)ラビオのように破壊力のある一撃とかね」
また感染症により自身のコンディションが上がらなかった時期については以下のようにコメント。今節のハイパフォーマンスでの復活を喜んでいるようだ。
「つらい時期だったよ。トレーニングでも試合でもパワーが出なかったんだ。でも今は幸運なことに回復したし、調子はいいよ」
そして最後にモラタは、この日の勝利が重要なものだったと話し、今後のカンピオナートや次に控えるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦に向け意欲を示している。
「今夜の勝利は非常に重要なものだったんだ。僕らが(優勝戦線から)脱落するのを望むすべての人たちへの合図になったからね」
「僕らのミスが原因で起きてしまった劣勢の後に、素晴らしい反応を示すことができたんだ。今は頭の中にポルト戦がある。僕らはすべてを懸けてプレーするよ」