著者：J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城

モラタ、キエーザ、C・ロナウド！ 後半の3発でスペツィアに快勝 

セリエA第25節が現地時間2日に行われ、ユベントスはホームにスペツィアを迎えた。

首位との10ポイント差を追い上げるためにも勝利が必要なビアンコネーリは、前半から圧力をかけてスペツィア・ゴールに襲いかかる。

42分にはFWクリスティアーノ・ロナウドがポスト直撃のシュートを放ったものの、何度かあったゴール前での決定機は一つも実らず。リードを奪えずに試合を折り返した。

後半もスタートから攻勢をかけるユベントスだが、なかなか均衡を破ることができない。

それでも、イタリア王者を指揮するアンドレア・ピルロの采配が試合の流れを大きく変えた。

61分、あまり機能していなかった左サイドの2人、SBジャンルカ・フラボッタとMFウェストン・マッケニーをベンチに下げ、MFフェデリコ・ベルナルデスキとFWアルバロ・モラタを投入。

すると直後の62分にゴールが生まれる。左サイド深くまで侵入したベルナルデスキのグラウンダーのクロスを、モラタがゴール前で合わせて先制。

さらに勢いに乗ったビアンコネーリは71分、再び左サイドのベルナルデスキが起点となり、次はMFフェデリコ・キエーザが決めてリードを2点に広げた。

その後もスペツィアの反撃を食い止めながらカウンターを狙い、89分にはC・ロナウドの待望のゴールが決まり3-0。

後半アディショナルタイムにはCBメリフ・デミラルのファウルでPKを献上するも、そのピンチをGKヴォイチェフ・シュチェスニーが防ぎ、ユベントスが無失点で勝ち点3の獲得に成功した。

【試合結果】
ユベントス 3-0 スペツィア

【得点者】
62’ モラタ
71’ キエーザ
89’ C・ロナウド

ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ（採点&寸評）を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか？

※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点

ユベントス 【6.5】
前半こそスペツィアを相手に決め手を欠いたが、61分の“2枚替え”が均衡を破るきっかけとなった。交代でピッチに入ったベルナルデスキとモラタ、その2人のアクションで先制ゴールを奪うとそこから連発。最終的に3得点が生まれ、終了間際には守護神がPKをストップして試合を締め括った。ゲームの行方を決めるのはほんの些細なことだ。

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