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「勝たなければいけなかったんだよ。それは経験なんかじゃない。僕らが見逃している小さなディテールの部分なんだ。ここから学んでいこう」

「僕やユベントスのみんなはスクデットをまだ信じている。最後まで戦いつづけるよ」とチームの改善点を挙げるとともに、タイトル獲得への強い信念を滲ませている。

キエーザはこの試合、チーム唯一の得点であるFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールをアシストしている。

これについては「（フェデリコ・）ディ・マルコと対峙したときに、僕は“待つ”ことを選択した。チームメイトの誰かが僕の動きについてきてくれると思ったからね」

「単独突破も考えたんだけど、クリスティアーノが見えたからパスを出したんだ」と語り、アシスト時のプレー選択の理由について明らかにしている。

最後に、「どこでも監督が望むポジションでプレーするよ。僕は自分のインテンシティの強さとスタミナを武器にチームを助けたい」

「そうすればクオリティも自然に伴ってくるからね。僕はチャンスを与えてくれるこのチームにとても感謝しているんだよ」とクラブへの忠誠心を口にしている。

各国を代表するタレント集団が集まるチームにおいて、徐々に存在感を増し始めているキエーザ。

この23歳の存在が、今後の“ピルロ・ユベントス”躍進の鍵となりそうだ。