【JJパジェッレ】セリエA第23節 ユベントス対クロトーネ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
クロトーネを3-0で撃破!ユベントスが連敗を止めてリーグ3位に浮上
セリエAの第23節が現地時間22日に行われ、ユベントスはホームでリーグ最下位のクロトーネと対戦。
FWクリスティアーノ・ロナウドのドッピエッタとMFウェストン・マッケニーのゴールで3-0と試合を制し、公式戦の連敗を2でストップさせた。
この試合もポルト戦と同様に、ビアンコネーリの試合序盤は苦しい展開となる。
相手の堅守速攻の狙いがはまり、思うように攻めきれずにミスを連発。度々カウンターを許して押し込めない時間帯が続いた。
それでもイタリア王者は、サイド攻撃を中心にクロトーネの守備陣を崩しにかかる。
すると38分、左SBアレックス・サンドロのクロスをC・ロナウドが頭で合わせて先制ゴールを奪取。そこからチームにリズムが生まれた。
さらに前半アディショナルタイムには、またしても背番号「7」がMFアーロン・ラムジーのクロスボールを打点の高いヘディングで合わせ追加点。
エースの2ゴールでリードして前半を折り返す。
後半に入っても攻撃の手を緩めないユベントスは66分、CKのチャンスからマッケニーがボレーシュートを叩き込み、リードを3点に広げた。
その後は、疲労感のある主力を休ませながら若手を起用するアンドレア・ピルロの采配で試合の流れをキープ。
敵の反撃を寄せ付けずに無失点で試合を終わらせた。
この勝利により、首位インテルとの勝ち点差は8。順位表では3位に浮上している。
【試合結果】
ユベントス 3-0 クロトーネ
【得点者】
38’ C・ロナウド
45+1’ C・ロナウド
66’ マッケニー
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
カンピオナートのナポリ戦、CLのポルト戦と2つの敗北が続いた後の重要な試合。前半こそ最下位チームに苦戦を強いられたが、C・ロナウドの先制弾がチームに漂っていた不穏な空気を一変させた。プロ選手とはいえ、いかにメンタル面がパフォーマンスに影響するのかが明白になったはずだ。最終的には3-0。厳しい台所事情の中で貴重な勝ち点3となった。
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